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  • 7.道徳の相


道徳の相を論ず

・上分の相があり、鼻が豊かで小鼻が怒り、準頭(せっとう、=鼻先)が丸く、顴骨が目の下から高く上に向かって引き付いている。また、胴体が大きく豊かで、臍は上に付いているように観える。このような相がある場合は、必ず道徳の人(≒善悪正邪を知る人)である。
 
・前述した道徳の相があって、鼻が天停(=額)へ貫く人は、その徳が天(≒君主、上司)に通じる。
 
・道徳の相があったとしても、鼻が天停へ貫いていない人は、その徳は天には通じない。しかし、中分(≒中位の身分、中位の上司)にはよく通じる。